こんにちは!夢はゲーセン開業、元ゲーセン店員のmame48です!
2020年8月に行われた大型バージョンアップデート以降、120fpsに対応したり、AC未収録曲(ポップンパック)の追加など、話題性のある追加アップデートが増えたことでINFINITASをプレイするIIDXプレイヤーが増えてきましたね。
皆さんはどんなコントローラーを使用していますか?
プレイヤーの方の大半が、コナミ公式が発売していた【プレミアムモデル】またはgamo2の【Phoenixwan】を使用しているのではないでしょうか
上:Phoenixwan 下:DAOコンRES
私が昔から愛用していたコントローラーは【DAOコンReal Edition Single(通称RES)】なのですが、基盤が古いため、infinitasでは使用することが出来ませんでした
(非純正コントローラーを使用すると皿が暴発、無反応を起こすため)
これをなんとか再利用できないか…と考えた結果↓
【DAOコンRES】に【Phoenixwan】の基盤を移植してみました
今回は改造の記録を記事にしたいと思います。
改造の詳しい様子はyoutubeで!
今回の改造はブログよりも映像のほうが分かりやすそうだったので、改造の様子を撮影しておきました
今回の記事は、youtubeにアップした動画の補足と考えてもらえればいいかと思います。
先に動画を見ていただくことで、記事の内容がより詳しく分かると思います
(苦労したこととか、追加部品が必要になった原因とかとか…)
(ついでにチャンネル登録もしてもらえるとめちゃくちゃうれしいです…ぜひお願いします!)
前編
後編
① Phoenixwan内部はどうなってる?
さて、Phenixwanの内部はこんな感じです↓
基盤は①メイン基板②オーディオライト③スクラッチセンサー④オーディオインの4枚に分かれていて、それぞれが3芯または4芯のコネクタで接続されています
Phenixwan(以降フェニワン)の分解には、プラスドライバーと六角レンチが必要です
メイン基板です
すべてのコネクタがここに接続されます。コネクタの形状は接続基盤ごとに色分けされています。写真の上2列が鍵盤の1~7、下1列がスタートセレクトなどの設定スイッチ、中段が右から順番に、オーディオイン、皿センサー×2本、オーディオライト、LEDライトリングの順に接続されます
②【DAOコン】と【Phenixwan】部品紹介
コネクタ類
コネクタの形状は、DAOコンもフェニワンも一緒です
そのため鍵盤はコネクタごと流用できます
スクラッチ ターンテーブル
スクラッチはビス穴の位置が違うため、そのままでは流用できません
DAOコンにフェニワンの皿を移植する場合は、【ベアリングごと移植する】または【新しくビス穴を開ける】必要があります
分解して気付いたのですが、DAOコンのベアリングが壊れていたため(割れてグリスが漏れていました…)、今回はベアリングごと交換しました。
ベアリングがそのまま使えるなら、フェニワン皿の穴あけ加工のほうが手間が掛からず簡単だと思います
スクラッチ 歯車
スクラッチを操作した際の回転を電気信号として出力するために、センサーに入力を与える、スクラッチ周りでとても重要な歯車部品です
右がdaoコン、左がフェニワンの部品です
コンパクトな内部に納めるためか、フェニワンのほうが一回り小さくなっていました
そのため、小さい回転操作でセンサーが反応するため、daoコンより細かい間隔でシャープに反応しているかもしれません(多分)
ビス穴が同じなので相互に流用可能ですが、フェニワンのセンサーを移植するため交換します
センサー
写真はフェニワンのものです、フェニワンの部品類の中で一番”価値”を感じる部品です
ライト透過リング
左:フェニワン 右:daoコン
フェニワンはプラスチック製、daoコンはアクリル製です。LEDの光を鮮やかに光らせるのは”圧倒的”にアクリルです。フェニワンは価格が安い分、ゲームに無関係な部分はチープに作られているように感じます
ビス穴やサイズは同じため、相互に流用可能です
③加工した部分
フェニワンはdaoコンにはない部品が複数あります、それらを移植するためには「daoコン本体の加工」が必要です
大まかに以下のような違いがあります
- 設定用鍵盤(スタート、セレクトなど)が4個
- オーディオライト
- LEDリングのコネクタ位置が表裏反対
それぞれどのような加工が必要か紹介します
1,鍵盤追加
「鍵盤周りがなぜ黒くなっているのか」は動画を確認してみて下さい…
もともとあるスタートセレクトの間に25~30パイのホールソーで穴を開けます
30パイ以上の穴を開けてしまうと、ナットの締め付けが出来なくなってしまうので注意しましょう
ホールソーは下のようなもので大丈夫です↓
2,オーディオライト
「オーディオライト」は細かく段階的に設定できる、皿の感度や動作距離の設定を視覚的に確認するためのライトです
絶対につけておきたい部品なのですが、元々daoコンには無い部品なので、設置できる場所が限られています
今回はスクラッチの上部に設置しました
ライトが見えるようにするために、ドリルとまわし引きで穴を開けます↓
まわし引きは”ちっちゃいノコギリ”みたいな道具です
これで内部基盤のLEDの光が見えるようになりました!
アクリル板の固定ビスに基盤を抱かせるのですが、基盤のビス穴が小さいため加工が必要です。
回路部分を傷つけないように気を付けながらペンチやニッパーで切り欠きます
両端の端子とナットがぎりぎり干渉してしまいそうだったのでボンドで絶縁します
ボルトナットで挟み込むように固定して完成です!
3,LEDリング
コネクタの接続位置の違いから、そのままでは設置できません
オーディオライト同様に回し引きで加工します
4,メイン基板
メイン基板のビス穴はdaoコンの基盤と同じです(ただし、元々の取り付け位置にボタンを追加したため固定ビス2本は使えない)
確実に絶縁させるために基盤とビスの間にはゴムスペーサーを挟んであげます
スイッチやセンサーの配線を接続
おわりに
今回は動画で紹介したdaoコン改造の基盤移植について補足解説をしました。今回の記事がdaoコンを改造してフェニワン基盤を移植する際の参考になればうれしいです(こんな変なことする人ほかにいるのかな…?)
オウチマニアに役立つ関連記事も紹介しておきます↓
最後に、youtube登録者100人達成しました!応援してくれている皆さん、本当にありがとうございます!!
これからも個人ゲーセン開業の夢に向けて活動していきますので、音ゲーやゲーセンが好きで応援してやってもいいぞって方は是非チャンネル登録をよろしくお願いします!!
最終的な活動目標は、現在、運営が厳しいとされるゲームセンタ―経営を現実的に考えた場合に、経営を支える運転資金を広告収益から作り経営の負担を分散させることです。(審査基準の登録者1000人にもまだまだ到達できなそうですが…)
これらの目標は、このページを見てくれている皆さんに支えてもらって初めて達成できることなので、これからも皆さんに応援してもらえるように役に立つ情報をどんどん発信していきます!
↓youtubeチャンネル マメシバ工房
ここまで見てくれてありがとうございました!また次の記事や動画でお会いしましょう!
コメント
RESは、ファームの書き換えだけでInfinitas行けるんじゃなかったんでは?
コメントありがとうございます!私も後期基盤なら書き換えのみで大丈夫だと思っていたのですが、実際にはRESのアップデート後も皿の反応に異常がありました。情報収集してみます!