業者の私が「安いエアコン」をオススメする理由|10年先までカビに悩まされない方法

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現在使用しているエアコンは設置から何年目でしょうか?

今後、交換しようかなと考えている方は「オススメ10選!」や「機能比較!最強機種はコレ!」などの記事を鵜呑みにして安易に決めないことをおすすめします

エアコンは一度購入したら10年近く(長いものではもっと)使用するものです

長く安心して使用するためには、イニシャルコストとランニングコストだけではなく、内部をいつも清潔にしておく方法まで考える必要があります

今回は、現職でエアコン交換、エアコン清掃をしている私エアコンの機種選定に関する大切なポイントをお伝えします

機種の選定は会社のため?お客さんのため?

もしも私が利益を最優先とするなら、もちろん高い機種を売ります

なぜなら、イニシャルコストが高く(機種代だから当たり前)、これから書いていくアフターフォローも割高にすることが出来るからです

日頃、私が設置しているエアコンは8~9割がお掃除機能の無い格安グレードです

もちろんお客さん自身が「高性能機種がいい!」とおっしゃる場合はその意見を尊重し、予算の中で最もお客さんに合ったものを選定しています

ですが、機能の少ないグレードの設置がメインでありながらも、定期訪問をしていてカビや汚れに困っているお客さんはほとんどいません

これは私の勤めている会社がアフターフォローを大切にしているからです

設置だけではなく、エアコンの内部洗浄の業務に何年も携わってきて、もしも私が、イニシャルコスト(初期費用)で売上を立てるために高級グレードの多機能な機種を売っていたとしたら、これほどお客さんがエアコンの汚れに悩まずにはいられなかっただろうと確信しています

交換を考えたら、エアコンクリーニング前提で機種を選ぼう!

結論から言います、「エアコンクリーニングを業者に委託することを前提として機種を選ぶことで、イニシャルコストもランニングコストも安く壊れるまでずっと清潔に使うことが出来ます」

エアコンクリーニングというものをご存じですか?簡単に言うと、設置済みのエアコンをその場で分解し内部を洗浄する作業です

エアコン洗浄について、詳しくは先日の記事内で解説しています

高性能な機種は、多くの機能を載せるためにその分多くの部品とコネクタが接続されています

そのため、高性能な機種を洗浄する場合は機種ごとに専門的な知識と経験が必要で、更にシンプルなエアコンに比べて作業工程が大幅に増えます

これらの要因から、どうしても洗浄に対する費用が高くなってしまうことに繋がります

これがアフターフォローが割高になると述べた理由となります

また、高性能エアコンの自動洗浄機能では実際に内部の細かい汚れまで落とすことはできていません

これはメーカーを批判するわけではなく、実際の現場で見る機種の内部がそのようになっているためです

多機能エアコン VS 安価エアコン 概算してみると…

22(6畳用)価格コム1位商品シリーズの最安グレードと高級グレード、10年間使用、多機能モデル5年毎(洗浄機能を信じてこのペース!) 安価モデル2年毎にエアコン清掃、設置費用は同じ

上記の条件で概算してみると・・・

高性能機種 機種代200,000円+洗浄2回25,000円×2回 合計250,000円

安価機種 機種代40,000円+洗浄5回10,000円×5回 合計90,000円

カタログを確認したところ消費電力の差が20%ほどあるみたいですが、年間5万円分使ったとしても差は10,000円程度なので十年使ったとしてもその差は埋まりません

また、洗浄のペースは使用頻度や汚れ具合に応じて間隔を延ばしてもいいと思うので、余計に安価機種のほうが長く清潔に使うのに適しているのではないでしょうか

まとめ

あらためて概算してみましたが、私は今まで通りに基本的には安価モデルをオススメしていこうと考えています。もちろんお客さんのご希望に応じて高級モデルも選定しますが…

今回の題材とは話がそれてしまいますが、清潔に使うことは勿論ですが、お客さんが高性能機種の機能を使いこなせるのかってところも心配なんですよね

と言うのも、最近は地方の少子高齢化がどんどん進んでいて、安価モデルのシンプルな操作性のほうがお客さんにとって分かりやすくていいんじゃないかと思うところもあるんです

あと、概算では高機能エアコンのほうが洗浄頻度を落としていますが、実際には部品が多い分ホコリの溜まるスペースが多かったり、静電気で溜めやすかったりするので、洗浄頻度は上がる気がするんですよねー

そんなところで今回はエアコンを長く清潔に使用するための考えの共有でした、ちょっとでも参考になれたらうれしい限りです

またねノシ

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